【新唐人2012年11月30日付ニュース】中国共産党機関紙“人民日報”が27日、北朝鮮の最高指導者・金正恩総書記が“2012年世界で最もセクシーな男性”に選ばれたと報道し、西側メディアの失笑を買っています。人民日報が引用した情報源は、アメリカの風刺サイト“ジ・オニオン”だったのです。人民日報はこの情報を国際ニュースとして大々的に報じています。
人民日報の英字版が27日、北朝鮮の金正恩氏を独占的に扱った記事を掲載し、”世の全ての女性の憧れ“で、”愛らしさと男らしさを同時に兼ね備えた希有な存在で、“世界で最もセクシーな男性に選ばれたと報道。信憑性を証明するために、文章とともに金総書記の写真55枚がスライドショーで掲載されました。
人民日報のこの情報元はアメリカの風刺報道で知られるサイト“ジ・オニオン”が掲載した記事。金正恩氏が“2012年世界で最もセクシーな男性”に選ばれたとし、北朝鮮の独裁政治を風刺したのでした。しかし、人民日報の真の意図は何なのか知る由はありませんが、金正恩氏を大々的に持ち上げ、“申し分のないファッションセンスと奇抜なヘアスタイルに、あの有名な微笑み”と称えました。これには西側メディアも噴き出してしまいました。
“ジ・オニオン”が毎年選出している“世界でもっともセクシーな男性”には、シリアの独裁者・アサド大統領、アメリカの巨額詐欺事件の犯人・バーナード・マドフ(Bernard Lawrence Madoff)受刑者、アメリカのユナボマー事件の犯人・テッド・カジンスキー受刑者などが選ばれています。
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/坂本 ナレーター/荻野 映像編集/工)